Home ITALY
Wine
CHILE
Wine
ITALY
OliveOil
Grapes
Speicies
Mail
数百種類あるブドウの中でもワイン造りに適するのは100種ほどです。
ブドウ品種の説明とともに、そのブドウ品種を使用したワインをご紹介します。
< ブドウ品種ア行 >
スペイン原産のガルナッチャ(Garnacha)の別名。フランスではグルナッシュ(Grenache)、イタリア・サルディーニャ島ではカンノナウ(Cannonau)と呼ばれます。世界第二位の栽培面積を持つ、多収量の赤ワイン用の品種です。
スペイン・リオハ、フランス・コート・デュ・ローヌの主要品種で、タンニンの柔らかい心地良いワインを産み出し、サルディーニャ島ではタンニンの強い素晴らしい赤ワインを産み出します。
インソリア(Insolia)やアンソニカ(Ansonica)とも呼ばれる伝統的なイタリア・シチリア島を代表する白ワイン用の品種。主たる栽培地はシチリア島ですが、トスカーナ南部でも栽培されています。
南国のフルーツを思わせるフルーティーな香りと風味が特徴です。
グリッロ種、カタラット種と同じく、マルサラにも使用されます。
イタリア・マルケ州、ラツィオ州を中心としたイタリア中南部で広く栽培される白ワイン用の品種。
マルケ州の「カステッリ・ディ・イェージ」と「カステッリ・ディ・マテリカ」の2種類のD.O.C.が有名です。
若葉の香りと独特の苦味が特徴です。スプマンテも造られています。
< ブドウ品種カ行 >
単にカナイオーロまたはカナイオーロ・ネロ。トスカーナ州の土着品種で、栽培が難しい早熟の赤ワイン用の品種です。コロリーノ種と同様に、主に「キャンティ」や「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」の補助品種として使用され、サンジョヴェーゼ種にまろやかさを加えます。
かつてはサンジョヴェーゼ種より重要な品種だったことも。
ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・フランとの自然交配によって誕生したフランス・ボルドーを代表する赤ワイン用の品種。世界中で栽培されており、果皮が厚いためタンニンを豊富に含み、長期熟成に耐える偉大なワインを産み出し、メルロー種と名コンビを組みます。
単に「カベルネ」とも呼ばれます。
イタリアでは長い栽培の歴史がありながら、伝統的にあまり利用されていませんでした。近年、トスカーナ州でそのカベルネ・ソーヴィニヨンを使用し、産み出されたのがスーパータスカン(スーパートスカーナ)と呼ばれる高品質ワインです。また、イタリア全土で高品質なワインを産み出しています。
アメリカ・カリフォルニア州やニューワールドでも広く栽培されており、特にチリ産カベルネ・ソーヴィニヨンは低価格・高品質で「チリ・カベ」と言われ旋風を巻き起こしました。
カベルネ・ソーヴィニヨンに比べ、柔らかいタンニンで、ソフトで色鮮やかなワインとなります。その為、フランス・ボルドーではカベルネ・ソーヴィニヨンに補助的にブレンドして使用される事が多いですが、フランス・ロワールやイタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州やフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州では単一醸造されています。
チリを代表する赤ワイン用の品種。元々はフランス・ボルドー原産の品種として、フィロキセラ以前にチリに輸入されましたが、メルローと混同されていました。近年、カルメネールとして品種が特定され、フランスでは栽培されなくなったため、現在、カルメネールの純粋種としてはチリ産でしか味わえないその個性を発揮しています。
程よいタンニンにスパイシーな風味が特徴です。
イタリアで最も有名な白ワインの一つ、ヴェネト州・ヴェローナ地区の「ソアヴェ」や「ガンベッラーラ」の主要品種として使用される白ワイン用の品種。ヴェローナ地区で古くから栽培されており、多数の亜種を持っています。
伝統的なイタリア・シチリア島を代表する白ワイン用の品種。
インツォリア種、カタラット種と同じく、マルサラにも使用されます。
伝統的なイタリア・シチリア島を代表する白ワイン用の品種。
イタリアではトラミネール・アロマティコ(Traminer Aromatico)とも呼ばれるドイツに由来する品種です。果皮の色の濃さに由来する色の濃い白ワインとなり、「ゲヴェルツ=香辛料」や「アロマティコ=アロマに満ちた」の名が示す通り、スパイシーでバラ、ライチ、ラベンダーに例えられる個性的な強い香りが特徴で、長熟に耐えることもあります。
イタリアでは主にトレンティーノ=アルト・アディジェ州やフリウリ地区で栽培されています。
主にトスカーナ州で栽培される赤ワイン用の品種で、カナイオーロ種と同様に、主に「キャンティ」や「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」の補助品種として使用されます。
色が濃く、タンニンと酸が豊富です。
< ブドウ品種サ行 >
イタリアで最も栽培面積の多い赤ワイン用の品種で、果皮の色の違いを含め数多くの亜種、サンジョヴェーゼ・グロッソ(ブルネッロ)、プルニョーロ・ジェンティーレ、モレッリーノなどがあり、イタリア中西部のトスカーナ州が伝統的な主産地です。
イタリアで最も有名なのワイン一つである「キャンティ」をはじめ、「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」、「モレッリーノ・ディ・スカンサーノ」などを産み出し、スーパータスカン(スーパートスカーナ)にブレンドされもします。
ブルネッロはサンジョヴェーゼ・グロッソとして知られるサンジョヴェーゼ種の優れたクローンで、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」などを産み出します。
地中海に浮かぶフランス・コルシカ島では、ニエルッキオ(Nielluccio)として知られています。
フランス・ブルゴーニュを代表する白ワイン用の品種で、シャンパーニュにも使用される優良品種。ソーヴィニヨン・ブラン種と並ぶ、白ワイン用品種の双璧で、多様な気候の下でも育つため、世界中で栽培されています。
単一醸造でもブレンドでも、造り方によって様々なタイプになり、高品質ワインを造る万能品種です。
フランス・ローヌ地方が起源とされる赤ワイン用の代表的な品種の一つ。別名シラーズ(Shiraz)。
深紅色でタンニンが多く、スパイシーさが特徴の香り高く、長熟タイプのワインとなります。
ニューワールドでも広く栽培されており、オーストラリア産が有名です。
トレンティーノ=アルト・アディジェ州で主に栽培されている品種。
ライトな色の比較的軽いワインになります。
フランス・ボルドー、ロワール地方を代表する白ワイン用の品種。シャルドネ種と並ぶ、白ワイン用品種の双璧で、世界中で栽培され、高品質ワインを産出します。
単に「ソーヴィニヨン」とも呼ばれます。
若々しい青葉の草原やハーブのような香りが特徴です。
< ブドウ品種ナ行 >
イタリア北部のピエモンテ州が誇る赤ワイン用の品種。「バローロ」や「バルバレスコ」などの偉大なワインを産み出し、同じくイタリア北部のロンバルディア州、ヴァッレ・ダオスタ州でも栽培されています。土壌と日当り等の栽培条件が極めて難しい。
ピエモンテ州で収穫期の秋になると発生する霧(ネッビア)が語源と謂われます。
ネッビオーロという名はピエモンテ州クーネオ県での呼び名で、他の県ではスパンナ(Spanna)、ロンバルディア州ではキアヴェンナスカ(Chiavennasca)、ヴァッレ・ダオスタ州ではピクトゥネール(Picoutener、イタリア語でPicotendro)などと呼ばれます。
イタリア・シチリア島を代表する古くからの伝統的赤ワイン用の土着品種で、別名カラブレーゼ(Calabrese)。
タンニンが豊富で、果実味溢れるその味わいは、近年のシチリア島のワイン造りの技術向上と共に、注目の品種です。
< ブドウ品種タ行 >
イタリアで最も一般的な白ワイン用の品種。トレッビアーノ・ディ・ソアヴェ(Trebbiano di Soave)、トレッビアーノ・ダブルッツォ(Trebbiano d'Abruzzo)、トレッビアーノ・トスカーノ(Trebbiano Toscano)などイタリア各地で呼び方が異なる亜変種を持っています。フランスではユニ・ブラン(Ugni Blanc)と呼ばれ、高級ブランデーで有名なコニャックやアルマニャックの原料にもなります。また、バルサミコ酢の原料にもなります。
シャープさを出すためなどに赤白を問わずに様々なワインにブレンドされますが、高い酸度のため単体ではあまり高品質なワインを産み出し難いです。しかし、その高い酸度がブランデーの生産には適しています。
< ブドウ品種ハ行 >
フランスではピノ・グリ(Pinot Gris)と呼ばれ、ブルゴーニュを代表する品種ピノ・ノワールの突然変異種で、果皮の色が灰色がかっている為、「Grigio/Gris=灰色(グレー)」の名が付きました。
北イタリアでは単独で厚みのあるボディの良質な辛口ワインを産み出します。
フランス・ブルゴーニュを原産地とする代表的な赤ワイン用の品種。殆ど黒に近い、紫みを帯びた青色の果皮を持っています。やや冷涼な気候を気候を好み栽培が難しく、手間ひまが掛かり神経を使います。
ブレンドはされずに単一醸造で、絹のようになめらかな、繊細で複雑な香り高い偉大な赤ワインを産み出すと共に、シャンパーニュの原料にもなります。
イタリアではピノ・ネロと呼ばれます。ドイツ語が一般的なトレンティーノ=アルト・アディジェ州ではブラウブルグンダー(Blauburgunder)などとも呼ばれ、高品質の赤ワインを産み出すと共に、ロンバルディア州ではスプマンテの「フランチャコルタ」の原料にもなります。
フランスではピノ・ブラン(Pinot Blanc)と呼ばれ、ブルゴーニュを代表する品種ピノ・ノワールの変異種の一つです。ドイツではヴァイスブルグンダー(Weissburgunder)。
北イタリアでは単独で良質なワインを産み出し、スプマンテにも使われます。
イタリアのスパークリングワイン、スプマンテ(発泡ワインの総称)とフリツァンテ(弱発泡ワイン)の代表格と言えば、ヴェネト州のこのプロセッコとロンバルディア州のフランチャコルタです。フランチャコルタがピノ・ネロ、シャルドネなどを使用するのに対し、プロセッコはヴェネト州の土着品種です。
プロセッコからはスティルワインも造られますが、有名なのはスプマンテで、一般に辛口ですが、カルティッツェ丘陵から産み出される弱甘口のスプマンテも高評価を得ています。
< ブドウ品種マ行 >
ギリシャを起源とする品種で、イタリア全土で栽培されており、地域によって味わいの違う、甘口から辛口、スパークリング、ロゼまで多様なタイプのワインを産み出し、赤白問わずにブレンドされることが多いです。
ヴィンサントの原料にもなります。
リースリング種とシルヴァーナー種もしくはグートエーデル種の交配種と謂われる19世紀末にスイスのトゥルガウ出身のドイツのミュラー博士が生み出した白ワイン用の品種。
イタリアではトレンティーノ=アルト・アディジェ州とフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州で主に見られます。
若干ミネラリーで柔らかい酸味のあるワインになります。
世界中で広く栽培される早熟タイプの赤ワイン用の代表的な品種の一つ。
タンニンが少なく、丸みとまろやかさが特徴です。
フランス・ボルドーではカベルネ・ソーヴィニヨンにブレンドされ、名コンビを組む重要な品種であり、単一醸造でも偉大なワインを産み出します。 
生食用でも愛されるマスカット種。
モスカート・ビアンコ(=イタリア語で「白」)、モスカート・ジャッロ(=イタリア語で「黄」)、モスカート・ローザ(=イタリア語で「バラ」)等の様々な亜種を持ち、甘口から辛口まで多様なワインを造ります。
イタリア・ピエモンテ州の「モスカート・ダスティ」などのスプマンテとしても有名です。
イタリアでサンジョヴェーゼ種に継いで第二位の栽培面積を誇る赤ワイン用の品種。マルケ州、ラツィオ州、アブルッツォ州などイタリア中央部から南西部をを中心に広範囲に渡って栽培されています。
色調の深いワインが造られます。
< ブドウ品種ラ行 >
ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ、ラクリマ・ネーラとも呼ばれる赤ワイン用の品種。イタリア・マルケ州のモッロ・ダルバの小さな地区をかこむ丘陵地で栽培される独特な古い固有の地場品種で、イタリアで最も小規模なD.O.C.の一つ、「ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ」を産み出します。
濃い紫の色調と非常に独特な甘く華やかな香りが特徴です。
トレンティーノ=アルト・アディジェ州で主に栽培されている品種。シラー種の親戚。
非常に深い紫色の、果実味豊かでタンニンの多い、凝縮感のあるワインを産み出します。